看護職員募集助産師・看護師・准看護師を募集しています!
2021年度、当院職員をご紹介します。

当院の緩和ケアチームで、看護師力を一手に担って活動されている、緩和ケア認定看護師の上川亜矢さんを紹介します。
私は外科病棟で勤務を行いながら、5年前に緩和ケア認定看護師の資格を取得しました。
当院では、がんの検査の段階から手術・化学療法を行う治療期、症状緩和が中心になる終末期まで様々な段階にある患者様がおられます。がんを抱える患者は、病気によって生じる身体の症状、病気・治療・予後について、病気によって変化する社会的背景や家族関係など、たくさんの不安を抱えています。そのような不安を表出された時、私には何ができるのだろうと思い悩むことが多くありましたが、緩和ケアを専門的に学習し、今まで以上に患者様やご家族の意思決定支援に携わりたいという気持ちが強くなりました。
入院期間の短縮化や面会制限などから、現代は自宅を拠点にし、通院しながら緩和ケアを受ける患者さんも増えてきています。今後も患者様とそのご家族1人1人が少しでも安心して、その人らしく過ごすことができるように、入院・外来にかかわらず継続してサポートしていきたいと考えています。

入職して2年半、子供さんの通園時間に合わせ、パート勤務で活躍されている看護師の中尾朋恵さんを紹介します。
私は他院で看護師をしている時に出産を経験し、子育てをしながら家庭と仕事を両立することの難しさを感じていました。当院では自分にあった勤務時間を選択できたので、家庭と仕事を無理なく両立できています。
現在はパート看護師として、地域包括ケア病棟に2年勤務しています。地域包括ケア病棟は、自宅や施設への退院に向けて支援していく病棟です。患者さんの退院後の生活を安全で困る事がないよう、ご家族が退院後の生活を想像できるよう、患者さんとご家族と密に関わっていく必要があります。実際と調整がスムーズにいかず悩むこともありますが、スタッフでカンファレンスを重ねて、患者さんとご家族が安心して退院の日を迎えられるよう日々頑張っています。